いやぁ、タフなゲームでしたねぇ。
結果は46−39で東芝の勝利となりました。
フリゼル選手が4トライと大活躍。
試合自体は、神戸が攻める時間が長く
東芝が粘り強く守って、チャンスで東芝がしっかり得点につなげることができました。
神戸のミスに助けられたところも多かったですが
東芝の前からの圧力、激しいディフェンスが神戸のミスを誘っていた試合とも言えます。
試合のハイライトはこちらです。
東芝の良かったところは、序盤から神戸の流れだったにもかかわらず
得点をリードして試合を進めることが出来た点だと思います。
神戸が追い上げてきたら、すぐにトライを取り返して
得点差を離しながら、試合を進められた点は今までの東芝との違いかもしれません。
今までの東芝だと、流れが相手に流れると
一気に追い上げられて、逆転されてそのまま敗戦。
でも、今季は流れが悪い、相手の勢いが凄い
今日のような試合でも勝ち切ることができた点が、強い東芝が帰ってきたなと感じる点です。
開幕から3連勝なんて、何年ぶりですかね。
しかも、強豪3チームが続いての3連勝。
今シーズンを見ていると、チームの戦力差がほとんどなく
中位以上のチームはどこを相手にしても勝ち切る力があるので
本当に勝つのが難しい中、これだけの結果を残せているのは
本当に素晴らしいですよね。
それにしても、フリゼル選手が凄すぎます。
サベア、レタリック選手ももちろん凄いですが
今日の活躍を見ると改めて、フリゼル選手の凄さを痛感します。
トライシーンを見ていない方は、ぜひハイライトをご覧ください。
今日の東芝で印象的だった部分は、セットプレーですね。
ラインアウトは東芝が良く、神戸が非常に苦しみました。
東芝はラインアウトが完全な武器になっています。
今、東芝のラインアウトはリーグワンで一番の強さ、脅威になっていると思います。
一方でスクラムは東芝が苦しみました。
ここが今日の試合で一番苦戦したところですかね。
スクラムで圧倒されるとやはり試合が思うようにコントロールできないので
今日のスクラムは苦しかったです。(後半はメンバーを代えて立て直しましたが)
今日特に良かったと感じた選手としては、
原田、ピアス、フリゼル、杉山選手ですかね。
ナイカブラ選手の途中交代は心配ですが
試合後は元気そうにサインをしていたので、少し安心しました。
原田選手のアタックは速く、強く、今の東芝のオフェンスの核弾頭という感じです。
ピアス選手は、終始ブレイクダウンでしつこく絡んで、相手チームにとって
ものすごく厄介な存在になっていると思います。
杉山選手は、どんな場面でも焦らず、慎重に、丁寧にボールを扱うので
ミスが少なく、プレッシャーがかかる場面でも落ち着いているので
モウンガ選手との連携も凄く合っている感じがします。
東芝のアタックのミスが減っている点に大きく寄与していると思います。
今日の神戸はホームということもあり
気合を感じましたし、気迫を感じました。
そういうスタジアムの雰囲気の中、勝ち切ることができたことは
東芝にとって本当に大きな一勝です。
選手の皆様、本当にお疲れ様でした。
素晴らしい勝利でした。